はじめに
私の大好きなベーグル。ベーグルの特徴でもあるゆでる工程ですが、
失敗してしまう方も多いと思います。
今回は失敗しないためのポイントといくつか紹介します。
なぜベーグルはゆでるのか
ベーグルをゆでること、それを「ケトリング」と呼びます。
食パンやメロンパンなどの一般的なパンはもちろん「ケトリング」はしませんよね?
理由はオーブンの中で、思いっきり膨らませたいから。
一方ベーグルは膨らませたくないんです。
あのモチモチの触感。ツヤツヤした表面を出す為に、
ベーグルは「ケトリング」という工程を踏むのです。
もう失敗しない、ゆで方
ゆでる前の工程で、[生地の丸め] [生地の成形] があると思います。
[生地の丸め] は通常通り、ベンチで休ませ、一次発酵させ [生地の成形]に移ります。
[生地の成形]をした後ですが、
綺麗に成形された生地を
クッキングシート、オーブンシートの上に乗せましょう。
そして初めは、ベーグルより 3cm ほど大きいサイズにカットしておくと
スムーズに [ケトリング]ゆでの工程に入れます。
ゆで時間、温度について
ベーグルをゆでるときの温度は 85‐90度 がベスト
お湯がぷくぷくとしているくらいが、その温度だと思います。
そしてお湯に 糖分 を入れましょう。
1ℓにつき大さじ1杯の糖分が目安です。
私は、砂糖、はちみつ、モラセスなどでゆでた事があります。
そしたらいよいよベーグル投入!
[生地の成形]二次発酵の時に下に敷いたクッキングシートのまま
お湯に入れましょう。
ベーグルが下、クッキングシートが上の状態でお湯に入れます。
ベーグルのゆで時間は 片面30秒 の 計60秒 です。
30秒経った時にはクッキングシートが楽に剥がれるので、心配ありません。
ゆで終わったら、揚げ物のすくい網でやさしく取り出します。
まとめ
・[生地の成形]の後に、クッキングシートにのせる
・お湯の温度は85-90度
・糖分をお湯に入れる
・ゆでる時はクッキングシートのまま
このポイントさえ押さえれば、ベーグルのケトリングで失敗することはなくなると思います。
あ、あとオーブンの予熱。忘れないでくださいね。(笑)
「やったー!うまく茹でられた!」でオーブンで焼ける状態でないと、
せっかくのベーグルが台無しになってしまいます。
それでは、また!