はじめに
パン作りの工程において使われる手法「オートリーズ」
フランス人と一緒に働く私ですが、
彼らは必ずオートリーズ法を使います。
ロングオートリーズと言って2時間以上とるときもあります。
この「オートリーズ」にはメリットがたくさんあるので、
今回はそれをご紹介します。
オートリーズとは
パン作りの「ミキシング」の工程の中で使われる手法です。
水 と 粉 と 酵母 などを先に混ぜ
その後 30-45分 ほど乾燥しない状態で
そのまま待つことを言います。
「オートリーズ」が終わったら、
塩 必要であればイーストをいれ、
最終のミキシングに入ります。
オートリーズ中に粉が水を吸い、
勝手にグルテンが生成され、生地に「つながり」が出てきます。
また仕上がりの優しい味で
パンも口溶けのいいパンになります。
それとナッツや穀物を浸水させると得られるメリットと同じような効果も
(フィチン酸の減少、酸素抑制物質の中和)
得られるということも、フランス人の同僚が言っていました。
自宅でパンを作るなら「オートリーズ」すべし
市販のパンは健康面や栄養価のことより、
味 や大量生産にフォーカスしています。
自宅でご自分やお子さんの為にパンを作るなら、
オートリーズ法を取り入れる方がいいと私は思います。
(塩とイーストを入れる前に30分待つだけですからね。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したオートリーズ法。
ぜひ試してみてください。そして、わからないことがありましたら、
ブログ、またはツイッターで質問頂ければ
お答えいたします。
ではまた!